なぜ2人で小説を書くのか
先日投稿した「知ってしまう」という小説は、妻と二人で書いたものです。
元のアイデアは妻が出し、それをもとに私が書き、妻が加筆修正し、私がさらにそれを加工して、仕上げました。
もちろん、まだまだ拙い部分も多いだろうし、面白いかどうかは分からない。
けれども、この試み自体は楽しいものです。
他人の発想を文字にする。膨らませる。自分ひとりでは思いつかなかったアイデアがある。思いもしなかった道筋が見える。
もちろん、本来はそれを一人でするべきなのかもしれないし、多くの人がそうしているだろうけれど、残念ながら、私の貧困な発想力では、そもそも何を書けば良いのか思いつかない。文章を書きたい人間にとって致命的な欠陥です。
妻は読書専門で、みずから書く人ではないのに、というよりだからなのか、次から次へと話を思いつく。奔放な発想の喜びを持っています。本来は妻のほうが創作に向いているのですが、書きたいという気持ちは、私のほうが強いのです。
だったら一緒にやろう、となりました。
どうでしょうか。
おかしな形ですが、今後もこのように、書いてみようと思います。
あ、英語に翻訳してみたのは、ただの思いつき。
翻訳ソフトなので、変なんだろうなあ。英語ができるようになりたいですね。
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